HOME > おすすめ商品

おすすめ商品

純潔のマリア (漫画)

■作者:石川雅之


あなたは魔女というものに対してどのようなイメージをお持ちですか?
村の奥地にひっそりと一人で過ごしていて、おっかない形相で、妙な薬を作っていて、あと魔法が使えて空を飛べる…大体そんな感じでしょうか。
見た目の話は置いておいて(この話の主人公である魔女は若くてカワイイので)、ではなぜ魔女はそんなことをしているのか?何のために?
このマンガはそんな些細な疑問にサラッと答えを用意してくれた上に、さらに重い、おもーい難問を私たちに投げかけてくれる、そんなお話です。


舞台は中世ヨーロッパ。主人公である魔女、マリアはこの混沌の時代の中で、己の信念を曲げず、理想を追い求めて自分にできる事を日々やっている魔女の一人。
理想の追求は決して簡単ではありません。己の力の限界、無知。異なる考えを持つ同業者。自分の思うようにさせてくれない上の存在。それぞれの言い分はわかるけど、
でもそれが正しいとは私は信じたくない。それは自分自身を、更には一つの思想を否定し、亡きものにしてしまうことになるから…。
賛同者も少数ですがいます。マリアはその人たちがいるから頑張れる。決して自分は間違ってはいないんだと胸を張って歩いていく事ができる。頑張れマリア!
君はこの混沌の世界の中で必要な人種のひとりであることに間違いはないのだ!!
メタレベルに話を捉えると、時代はさほど関係なくなってくるように私は思います。マリアの貫き通したい信念、またそれがうまくいかない要因、思うように進まない状況、それらは今現在私たちを取り巻く状況と構造的にはそれほど変わらないのかもしれない。。ともふと考えさせられます。


マリアの理想、信念が何なのかは物語を読んでのお楽しみ!『もやしもん』でおなじみの石川雅之氏が送るシリアスストーリー、必見です!

ドロヘドロ (漫画)

■作者:林田球


「魔法使いの世界」から来た魔法使いによって、頭を爬虫類に変えられ、記憶を失った男、カイマン。そしてその友人、ニカイドウ。
カイマンの口の中には謎の男が存在している。カイマンは自分の頭を元に戻すために、
そして記憶を取り戻すためにニカイドウと共に「ホール」にやって来る魔法使いを狩っていく。
彼は何者なのか、なぜ記憶がないのか、口の中の男は誰なのか。それはまだ混沌の中。それがドロヘドロ!


著者は、この作品について「歌詞がメチャクチャダークで凶暴なのにメロディーは踊りたくなるくらい楽しい曲」からインスピレーションを受けて生まれたと語っており、退廃的で殺伐とした世界観と、グロテスクでハードコアな作風に、剽軽なキャラクターとブラックな笑いをちりばめることで独特のユーモアさを醸し出している。


登場するキャラクターのほとんどが、スリップノットのようなホラーテイストの覆面マスクを被っていることや、ファッション・物のデザイン・小ネタ等にへヴィメタル(特にデスメタルや現代メタル)・ハードコア・パンク(含グラインドコア)等の暴力的な音楽の強い影響が見られるのも特徴である。
「いつでも陽気に笑っていろ。」「どんな時でも陽気に笑っている奴が一番恐ろしい奴だ。」
少し前にネットで話題となった作品で、上記にも有る様にかなり[グロ愉快]なお話です。
ギョーザも作るし歌うし恋して殺して踊ってきのこも育てるし野球もするし虫が走る!!
人間も魔法使いも悪魔も、時として甘酸っぱかったり時として体の中身が飛び出たり…ぶっ飛びながらもお話はめまぐるしく展開されていきます。

大友克洋、鳥山明に匹敵する衝撃。些細なデザインや遊び心に満ちた画風は何度読み直しても新しい発見がある手放しにくい漫画です。
登場キャラクターも個性豊かで…いや是非とも読んでほしい!!!簡単美味しい大葉ギョーザのレシピもありますよ*


アパレルともコラボされていてなかなか「イカス」グッズが販売されていたり、男女問わすファッションが好きな方は一見の価値ありです★
まだ連載は続いているので今から読み始めても楽しみはまだまだ続きます。
読み応えがある漫画が読みたい!!そんな方に「ドロヘドロ」!おすすめいたします
★☆ショッキング!

鬼流殺生祭 (文芸)

■作者:貫井徳郎


帝都東京の武家屋敷で青年軍人が殺された。
容疑者、動機、殺害方法、全て不明。調査が進むほどに謎は更なる謎を呼ぶ……。

この作品の舞台は明治時代に当たりますが作中では「明詞」と言う架空の元号を使っています。
維新後7年の東京に住む元公家の若旦那「九条惟親」と、博学で変人そして病弱な「朱芳慶尚」
のコンビが難事件を解決するシリーズ第一作目です。
朱芳さんは病弱で家からあまり出る事がなく、事件の調査依頼を受けた九条から情報を聞きだし
推理する、所謂「安楽椅子探偵」方式です。
ページを捲るとすぐに出てくる「家系図」そして「見取り図」
本格ミステリー好きにはこれだけでテンションが上がってしまいますね!
続編シリーズの「妖奇切断譜」もオススメです!
私は事件の謎よりも朱芳さんの容態が気になってしまいます。